赤ちゃんが寝ない!その原因と、月齢別の対策アイデア
「今日も眠れないの…?」夜中に何度も起きる赤ちゃんに、疲れ果てているパパ・ママも多いのではないでしょうか。夜泣きや授乳で何度も起きる日々が続くと、心身ともに疲労が溜まってしまいますよね。
でも、ご安心ください。赤ちゃんの睡眠の問題は、成長とともに必ず改善していきます。
夜中に起きてしまうのは、赤ちゃんの成長過程における自然な姿なのです。
この記事では、赤ちゃんの月齢に応じた対策と、実際に上手くいった方法をご紹介します。
一緒に、赤ちゃんにとってもパパ・ママにとっても、より良い睡眠環境を作っていきましょう!
赤ちゃんが夜中に起きる主な原因
空腹による目覚め
特に生後9ヶ月頃までの赤ちゃんは、胃が小さく消化も早いため、夜中に空腹を感じやすい状態です。
成長に必要な栄養を十分に摂取するために、夜間授乳が必要になることは自然な生理現象なんです。
昼間だけでは必要なカロリーを摂取しきれないため、夜中に目覚めて母乳やミルクを飲むのは、一般的なことです。
未熟な体内時計
新生児期の赤ちゃんは、まだ体内時計(サーカディアンリズム)が十分に発達していません。
そのため、大人のような昼夜のリズムがなく、短い周期(2-3時間)で睡眠と覚醒を繰り返します。
この睡眠パターンは、赤ちゃんの脳の発達に重要な役割を果たしていると言われていて、成長と共に徐々にまとまって眠れる時間が長くなっていきます。
環境による影響
赤ちゃんは外部環境の変化に敏感です。
室温の変化、予期せぬ物音、明るさの変化など、大人なら気にならない程度の環境の変化でも、赤ちゃんの睡眠を妨げる原因となることがあります。
特に、夜間の気温低下や、エアコンの音、突然の物音などは、赤ちゃんの睡眠を妨げやすい要因となります。
成長に伴う変化
特に6〜7ヶ月頃になると、赤ちゃんは周囲への興味や関心が急激に高まる時期を迎えます。
寝返りやハイハイなどの運動機能の発達も始まり、脳が活性化することで、夜泣きが増える傾向にあります。
赤ちゃんの健やかな成長の証でもありますが、特に1歳前後は睡眠パターンが乱れやすい時期でもあります。
日中の適度な運動と、夜間の穏やかな環境作りが重要になってきます。
月齢別の対策方法
新生児期(0〜2ヶ月)は落ち着ける環境づくりを意識して
この時期の赤ちゃんは体内時計が未発達で、昼夜の区別がつきにくい状態です。
授乳は赤ちゃんの要求に応じて柔軟に対応することが重要です。
昼間は自然光を十分に取り入れ、夜は照明を落として暗めの環境を作ることで、徐々に昼夜のリズムを整えていきましょう。
また、快適な室温(20-26℃)と適度な湿度(50-60%)を保つことで、赤ちゃんの安眠をサポートできます。
生後3〜6ヶ月は1日の過ごし方のリズムを作っていく
この時期になると、少しずつ体内時計が発達してきます。
規則正しい生活リズムを意識し、朝は決まった時間に起こして日光を浴びさせることが効果的です。
昼間は積極的に遊び時間を設け、適度な運動で心地よい疲れを作ることが夜の睡眠につながります。
夜間の授乳については、赤ちゃんの成長に合わせて徐々に回数を減らしていくことを検討しましょう。
ただし、無理な制限は逆効果になる可能性があるため、赤ちゃんの様子を見ながら進めることが大切です。
生後7〜12ヶ月は就寝前の決まった習慣作りを
7ヶ月以降は、より計画的な睡眠管理ができるようになってきます。
特に夕方の昼寝は夜の就寝に影響を与えやすいため、できるだけ控えめにすることをおすすめします。
就寝前の習慣として、絵本の読み聞かせやゆったりとしたスキンシップなど、リラックスできる時間を設けましょう。
夜泣きが起きた際は、添い寝や優しい声かけで安心感を与えることで、徐々に落ち着いていくことが多いです。
この時期に確立した就寝習慣は、その後の睡眠パターンにも良い影響を与えます。
二児パパほんだの実体験!
とはいえ、赤ちゃんの成長には個人差があるものです。
また、家族の生活スタイル次第で、どういった対策が楽になるかは全然違くるのが当たり前。
参考になるかわかりませんが、ひとつの事例として、私の下の子が2歳になるまでの睡眠パターンの変化をご紹介します!
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〜6ヶ月 ⇒
夫婦で交代制を導入。2日に1回、6時間のまとまった睡眠を確保できるよう工夫しました。
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6〜12ヶ月 ⇒
添い乳での寝かしつけが中心。夜中に2回程度の授乳あり。断乳に向けて夜の散歩など試行錯誤。
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13ヶ月〜 ⇒
断乳に成功!朝まで寝られることが増えました。時折夜中に起きて一人で遊んでいることも(笑)
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2歳
夜中の目覚めはほとんどなく、就寝時もぐずらず寝付けるようになってきました。
よりよい睡眠のためのアドバイス
赤ちゃんの睡眠リズムは、月齢や成長に応じて変化していきます。
特に2歳頃までは成長スピードの個人差は大きく人それぞれなのですが、試してみてほしい対策をご紹介しておきます。
環境づくりの重要性
快適な睡眠のためには、環境の一貫性が重要です。
寝室の温度や明るさを一定に保ち、毎日同じ時間帯に同じ場所で寝かせることで、赤ちゃんは徐々に睡眠のリズムを覚えていきます。
生活リズムの確立
昼夜のメリハリをつけた生活は、赤ちゃんの体内時計の発達を促します。
朝は太陽の光を浴びせ、日中は適度な活動を行い、夜は穏やかな環境で過ごすようにしましょう。
体調管理と専門家への相談
継続的な夜泣きや睡眠の乱れが気になる場合は、体調不良のサインかもしれません。
かかりつけ医に相談し、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。
家族でのサポート体制を
赤ちゃんの睡眠リズムを整えるには、家族全員での協力が欠かせません。
特に夜間の授乳や寝かしつけは、両親で分担することで、お互いの休息時間を確保することができます。
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