赤ちゃんが寝ないのはスリーパーのせい？温度調節の重要性について解説！

赤ちゃんの夜泣きや寝つきの悪さでお困りのパパ・ママも多いのではないでしょうか？
実は、その原因の1つに「スリーパーの使い方」や「温度調節」が関係していることがあります。
今回は、40年以上の実績を持つベビー服専門店のスタッフが、快適な赤ちゃんの睡眠のためのポイントをご紹介します。

スリーパーが睡眠を妨げることも？意外な理由と対策

スリーパーは赤ちゃんの寝冷え防止に欠かせないアイテムですが、実は使い方を間違えると逆効果になることもあります。
特に多いのが「素材選び」と「適切な温度」の失敗です。

まずは素材から見ていきましょう！

素材選びのコツ：赤ちゃんの快適な眠りのために

赤ちゃんの肌は非常にデリケートです。
特に就寝時は長時間同じ素材が肌に触れ続けるため、素材選びは慎重に行う必要があります。

特に赤ちゃんの肌に直接触れる部分の素材としておすすめなのは、綿100%の素材です。
綿は肌への刺激が少なく、適度な通気性があるため、快適な睡眠環境を作ります。

また、新品のスリーパーは数回洗濯してから使用することをお勧めします。
洗濯することで柔らかくなり匂いも他のお洋服と同じになるので、赤ちゃんも受け入れやすくなりますよ。

季節によって、適度な温度調節を！

赤ちゃんの快適な睡眠には、適切な室温管理が欠かせません。季節ごとの推奨室温は：

• 夏季：24～27℃
• 冬季：20～23℃

特に注意したいのが、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たらないようにすることです。
エアコンの風が直接赤ちゃんに当たっていると、温度計の温度表示と赤ちゃんの体感温度がずれて参考になりません。
サーキュレーターを使って空気を循環させるのがおすすめです。

季節に応じたスリーパーの素材選び

赤ちゃんの快適な睡眠のために、季節に合わせた素材選びが重要です。一般的に綿100%が肌に優しいと言われますが、実は季節や使用環境によって最適な素材は変わってきます。

例えば、人気の6重ガーゼは通気性が良く使いやすい素材ですが、真夏には暑すぎることもあります。また、綿100%の綿毛布は吸湿性に優れていますが、重みがあるため、赤ちゃんによっては軽いポリエステルやアクリル素材の方が快適に感じることもあるんです。

季節別におすすめの素材をご紹介します：

• 真夏：ダブルガーゼなどの薄手の素材がおすすめ。サラッとした肌触りで汗も素早く吸収します。
• 真冬：フリースや綿毛布（ポリエステル混）などの軽い素材が効果的。保温性が高く、軽いので赤ちゃんの動きを妨げません。
• 春・秋：6重ガーゼやパイル（タオル）素材が使いやすいです。温度調節がしやすく、季節の変わり目に重宝します。

実は、冬場には機能的な化学繊維の生地と綿100%の生地を組み合わせることで、単体の綿100%よりも効果的なことがあります。
大切なのは、素材表記にこだわりすぎずに、赤ちゃんの快適さを第一に考えること。
お子さまの様子を見ながら、最適な素材を選んでいくことをおすすめします。

こんな時はスリーパーが原因かも！チェックすべきポイント

赤ちゃんは言葉で不快感を伝えることができません。でも、体や表情で様々なサインを見せてくれます。
特に気を付けていただきたい「スリーパーが合っていないサイン」をご紹介します。

これらのサインに気付いたら、まず室温を確認してみましょう。
室温が適切な範囲内なのに、このような様子が見られる場合は、以下の調整を試してみてください：

素材とレイヤリングの見直し

• スリーパーの素材が季節に合っているか確認する
• 下に着ている肌着や洋服の枚数を調整してみる

また、新しいスリーパーを嫌がる赤ちゃんもよく見かけます。その場合は、無理に着せようとせず、「これからおねんねの準備だよ」「このお洋服、気持ちいいね」など、優しく声をかけながら着せてあげましょう。
スキンシップを取りながら着せることで、赤ちゃんの不安も和らぎ、新しいスリーパーにも徐々に慣れていってくれます。

おすすめスリーパーのご紹介

BabyGoosenの「背中メッシュスリーパー」は、お腹はしっかり守りながら、汗がこもりやすい背中の汗はしっかり発散して、快適なおねんねをサポートします。

その機能性を評価いただき、キッズデザイン賞も受賞。
累計60,000名以上の赤ちゃんのもとへお届けしてきました。
赤ちゃんの快適なおねんねのことを考えて、季節に合わせた快適素材でお作りしていますので、よかったらご覧になってみてください。