スリーパーで夜泣きが増えることがある?夜泣きの原因といろいろな対処法
赤ちゃんの夜泣きは、多くのママ・パパを悩ませる育児の大きな課題ですよね。
私たちはベビー服専門店としてオリジナルのスリーパーをお届けしえいるのですが、時折「スリーパーを使うと夜泣きが増えた」という声を耳にすることもあります。
今回は、40年以上にわたって赤ちゃんの快適な眠りをサポートしてきた私たちの経験から、スリーパーと夜泣きの関係、そして夜泣き対策について詳しくご説明できればと思います!
スリーパーは夜泣きの味方?それとも敵?
結論からお伝えすると、適切に選んで使用すれば、スリーパーは夜泣き対策の強い味方になります。
スリーパーには、赤ちゃんの体温を適切に保ち、寝冷えを防ぐ効果があります。
さらに、SIDSのリスクを低減する効果も期待できます。
これらの効果により、赤ちゃんはより安全で快適な睡眠環境を得られるのです。
ただし、以下の場合は逆効果になることもあるので、注意が必要です。
- 赤ちゃんにとって暑すぎる素材を選んでしまった場合
- 体の動きを過度に制限するデザインの場合
- 寝かしつけた後にスリーパーを着せて起こしてしまう場合
実際当店のスリーパーに寄せられたレビューの中で夜泣きについて言及されているものを見てみると、そのうちの8割以上が、夜泣きが減った(なくなった)というものでした。
反対に夜泣きが増えた(始まった)という方も1割強いらっしゃったので、環境や体質などで、スリーパーが夜泣きに効き目が無い場合もたしかにあるようです。
夜泣き知らずの赤ちゃんに!スリーパーの選び方
快適な睡眠のために、スリーパー選びで特に注目したい3つのポイントをご紹介します。
1. 季節に合わせた素材選び
春夏は通気性の良いガーゼ素材、秋冬は保温性の高いフリースやタオル地がおすすめです。
特に寝汗の多い赤ちゃんには、背中部分がメッシュになっているタイプが効果的です。
2. 成長に合わせたサイズ選び
大きすぎると顔が埋もれる危険があり、小さすぎると動きづらくて不快になります。
特に手足をおおう「スワドル」は、寝返りができるようになるころには動きをさまたげてかえって赤ちゃんがぐずってしまうことも多くなります。
スリーパーを選ぶ際は、首回りに若干のゆとりがあり、足の動きを妨げないくらいの「少し大きめ」サイズを選びましょう。
3. 着脱のしやすさ
おむつ替えの際に赤ちゃんを起こさないよう、ファスナーの位置や開き方にも注目です。
特に夜中のおむつ替えを考えると、使いやすさは重要なポイントになります。
夜泣きの意外な原因と対処法
そもそも、夜泣きには様々な原因があります。
「どうして泣いているのかな?」という原因にあたりをつけるために、代表的なものをご紹介しておきます。
1. 昼間の刺激による影響
赤ちゃんは日中に受けた刺激を夜中に処理することがあります。
特に生後4~7ヶ月頃は、這い這いや寝返りなど、新しい運動能力の獲得時期と重なることも。
2. 体の不快感
暑さ・寒さ、お腹の空き具合、オムツの状態など、体の不快感も大きな原因です。
スリーパーの適切な選択は、この不快感を軽減するのに役立ちます。
3. 睡眠リズムの未発達
生後4ヶ月頃から体内時計が発達し始めますが、このリズムはまだ未熟です。
規則正しい生活習慣で少しずつ整えていきましょう。
寝かしつけのプロが教える!夜泣き対策テクニック
スリーパー以外にも、効果的な夜泣き対策はいろいろあります。
乳幼児睡眠コンサルタントの資格を持つ店長山森がおすすめする、夜泣き対策のポイントの代表的なものをまとめてみました!
昼夜のメリハリをつける
日中は明るい場所で積極的に遊び、夜は暗めの環境で過ごすことで、赤ちゃんの体内時計を整えやすくなります。
真夏や真冬以外の過ごしやすい季節であれば、外遊びは特におすすめです。
寝る前の儀式を決める
「お風呂→マッサージ→スリーパーを着せる→絵本」など、毎日同じ流れ(ルーティン)を作ることで、赤ちゃんは自然と眠くなりやすくなります。
快適な室内環境を整える
赤ちゃんの寝室は、温度は20~22℃(夏場であれば+3~4℃)、湿度は50~60%が理想的と言われています。
お住まいの地域などによって難しい場合もありますが、なるべくエアコンや加湿器を上手に使って調整しましょう。
赤ちゃんの成長に合わせて調整を
これらの対策は生活リズムを整えて快適に眠るためにとても重要ですが、もう1つ覚えておいてほしいのが、「赤ちゃんは日々成長する」ということです。「先週まではこれでよく寝てたのになんで!」ということも度々起こりますので、赤ちゃんの様子を見ながら、活動時間や環境づくりを考えていってくださいね。
BabyGoosenの「背中メッシュスリーパー」
BabyGooseがお作りしている「背中メッシュスリーパー」は、お腹はしっかり守りながら、汗がこもりやすい背中の汗はしっかり発散して、快適なおねんねをサポートします。
その機能性を評価いただき、キッズデザイン賞も受賞。累計60,000名以上の赤ちゃんのもとへお届けしてきました。
スリーパーの購入を検討中という方は、よかったらこちらもご覧になってみてくださいね。
ふんわり軽いフリースの、冬用あったかスリーパー
ふんわり軽いフリースで着心地もよく、お腹はあったか。
そして背中のメッシュが、こもりやすい寝汗をしっかり発散してくれます。
よほど寒い地域にお住まいでない場合は、真冬も長袖ロンパースにこれを着せるだけで、お布団のかわりに赤ちゃんをしっかり守ってくれますよ。
価格:5,940円
商品ページを見る>1年中使える!丈夫なタオル地スリーパー
冬場だけではなく、一年中使えるスリーパーがいいな、という方は、こちらのタオル地スリーパーがおすすめです。
丈夫な「マイヤータオル」というタオルでお作りしているので、お洗濯してもへたりにくいのが特徴。
最近は気温の高い時期が長くなり、またお部屋の断熱性能も上がってきているので、一年の多くの期間をこれ1枚でカバーしてくれますよ。
価格:5,940円
商品ページを見る>真夏の寝汗にバイバイ!夏専用ガーゼ地スリーパー
思った以上に気を付けないといけないのが、夏場の寝汗です。
エアコンの温度に気を付けているつもりでも、気づいたら赤ちゃんが汗びっしょり!なんてことも。
ふんわり軽いダブルガーゼの夏用スリーパーは、そんな夏場の涼しく快適なおねんねのためにおつくりしました。
価格:5,500円
商品ページを見る>
BabyGooseは、創業40年以上の白金台のベビー服専門店。
これまでのべ50万人以上の赤ちゃんのもとへオリジナル生地のベビー服をお届けしています。