スリーパーって必要なの?メリットやいらない場合、実際の使用率などを解説します
赤ちゃんのお世話に毎日奮闘するママ・パパのみなさん、本当にお疲れさまです!
夜泣きや授乳で睡眠不足の日々を過ごしていると、「赤ちゃんがぐっすり眠ってくれないかな」と切実に願う瞬間がありますよね。
そんな中で「スリーパー」というものの存在を知ったという方もいらっしゃるかと思います。
でもいろいろ調べてみると、「スリーパーって本当に必要なの?」「うちの子には合うかな?」など、疑問に思うことも出てくるかと思います。
そこでこの記事では、そんなみなさんの疑問にお答えすべく、「スリーパーって必要なの?」という疑問にしっかりお答えできればと思います!
目次(クリックで開閉します)
スリーパーって必要なの?
スリーパーは、お布団がわりに赤ちゃんを冷えから守り、睡眠をサポートするための便利なアイテムですが、「スリーパーはあった方がいい!」という声と「いらない!」という両方の意見あります。
どうしてそうなるかというと、実は気候や赤ちゃんの成長段階、個々の体質や好みによってスリーパーの必要度合いが変わるからなんです。
まずはスリーパーを使うメリットから解説し、必要になる条件、いらない場合の条件、ぴったりのスリーパーの選び方などを解説していきますね。
スリーパーのメリット
スリーパーには、赤ちゃんの安全と快適な睡眠を守るたくさんのメリットがあります。
主な4つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 寝冷え防止:
赤ちゃんが寝ている間の掛布団のかわりになり、体温を適切に保ちます。
寝相の悪い赤ちゃんをお持ちの方、「毎晩何度も布団をかけ直すのが大変…」と感じていませんか?
スリーパーがあれば、そんな心配もグッと減りますよ。 - SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防:
顔にかぶさることがないため、呼吸を妨げる危険性が低く、SIDSのリスクを減少させます。
赤ちゃんの安全は何よりも大切。
スリーパーは、そんなママ・パパの切実な願いに応えてくれる心強い味方なんです。 - 通年使用可能:
季節に応じた素材を選ぶことで、夏でも冬でも使用できます。
「季節ごとに買い替えるの、大変そう…」なんて心配は無用です。
夏用、冬用と掛布団を使い分けるのに比べると、スリーパーで調節する方が経済的でもあります。 - 持ち運びやすさ:
スリーパーは旅行や帰省時にも便利。
慣れない場所でもいつもと同じスリーパーを着ることで、いつもと寝心地で赤ちゃんをぐっすり眠らせることができるんです。
旅行好きなご家族には特におすすめのポイントですね。
スリーパーが必要ない場合
とはいえ、すべての赤ちゃんにスリーパーが必要というわけではありません。
スリーパーのメリットを知ると、逆に言うと使う必要の無い場面もなんとなくわかってきます。
赤ちゃんにスリーパーが本当に必要かどうか、一緒に考えていきましょう。
- 暖かい気候や室内環境:
特に暑い時期には、通気性の良い服装だけで十分なこともあります。
赤ちゃんの体調や部屋の温度をよく観察して、最適な環境を整えることが大切です。
「暑すぎて汗をかいていないかな?」と心配なときは、スリーパーを使わない選択も考えてみましょう。 - 赤ちゃんの成長段階:
自分で布団をかけ直したりできるようになると、スリーパーの必要性は低くなってきます。
赤ちゃんの成長度合は千差万別。
発達に合わせて、柔軟に対応していくことが大切です。 - 個々の体質や好み:
特定の素材や着用感に敏感な赤ちゃんもいます。
「うちの子、スリーパーを着せるとぐずっちゃうんだよね…」という経験をしたママ・パパもいるかもしれません。
そんなときは、無理にスリーパーを使う必要はありません。
赤ちゃんの様子をよく観察して、快適な寝方を見つけていきましょう。
スリーパーの使用率
「でも実際のところ、どのくらいの人がスリーパー使ってるのかな?」そんなことを思う方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、実際のスリーパー使用率についてのデータをご紹介します。
ある調査によると、育児においてスリーパーを用意した家庭は全体の39.9%という結果がでています。
約4割の家庭がスリーパーを取り入れているんですね。
私たちBabyGooseでも何か調べることはできるかな?と思い、ある期間でスリーパーを「2着以上」買ってくださった方の割合を調べてみました。
結果は以下のようになりました。
- スリーパーを買った方の総数:1110名
- 2着以上買った方:437名
- 2着以上買った方の割合:39%
2着以上買ってくださった方の多くは、実際に使ってみて使用感がよかったということなのかな?と思います。
このデータから分かるのは、一度スリーパーを使い始めると、多くの家庭で重宝されているようだということです。
実際に当店にいただくレビューでも、 「試しに使ってみたら、意外と便利だった!」という声も多いんですよ。
私も使ってみましたが・・
実はこの記事を書いている私も9歳の女の子、2歳の男の子のパパです。
私の場合、上の子の時はスリーパーをそれほど使いませんでした。
ところが下の子は、本当に布団をかぶってくれません。
冬でも平気でお腹をだして寝てしまうこともあるんです。
スリーパーがあると私も安心して眠れるので、下の子にはかなり重宝しています。
私の例のように、同じ家庭でも子どもによって寝相や体質が違うということもよくあること。
「うちの子も布団をかけてもかても蹴とばすんだよな…」という方は、スリーパーを試してみる価値があるのではと思います!
赤ちゃんの体温サイン
スリーパーを使う上で大切なのは、赤ちゃんが快適に過ごせているかどうかを確認することです。
赤ちゃんは言葉で伝えることができないので、体温サインを読み取る必要があります。
ここでは、暑がっているサインと寒がっているサインについて見ていきましょう。
暑がっているサイン
- 汗をかいている(特に背中や首の後ろ):
赤ちゃんの首筋や背中に触れてみて。汗をべったりかいていたら要注意です。
- 顔色やほっぺたの赤み:
頬が赤くなっていたら、暑さのサインかもしれません。
- 呼吸の速さが増加:
普段より呼吸が速くなっていませんか?呼吸が荒いのも、暑がっているサインです。
- 機嫌の悪さ:
暑さで不快になると、ぐずりやすくなることも。
寒がっているサイン
- お腹や背中が冷たい:
体の中心部が冷えていないか確認しましょう。お腹や背中が冷たいのは冷え過ぎのサインです。
- 手足だけが冷たいのはOK:
手足が冷たくても、お腹や背中が温かければ大丈夫です。
- 体を丸める姿勢:
丸くなって寝ていたら、寒さを感じているかもしれません。
- 顔色が青白い、唇が紫色:
これらのサインが見られたら、すぐに暖かくしてあげましょう。
快適な室温と湿度
赤ちゃんが快適に過ごせる環境づくりも大切です。以下の数値を参考にしてみてください:
- 室温:夏場は26〜28℃、冬場は20〜23℃
- 湿度:40%から60%の範囲
ただし、これはあくまで目安です。赤ちゃんの様子を見ながら、柔軟に調整していきましょう。
スリーパーの選び方
「スリーパーを使ってみたいけど、どう選べばいいの?」そんな疑問をお持ちのママ・パパに向けて、スリーパー選びのポイントも簡単にご紹介します。
1. サイズ選び
赤ちゃんの身長や体重に合ったサイズを選びましょう。
小さすぎると窮屈で、大きすぎると安全面で心配です。
メーカーのサイズ表を参考にしつつ、少し大きめのものや2Wayタイプのものを選ぶと、長めに使うことができますよ。
2. 素材選び
季節や赤ちゃんの肌質に合わせて素材を選びましょう。
綿100%:肌触りが良く、通気性に優れています。特に夏場のガーゼ素材は汗っかきの赤ちゃんにおすすめです。
綿混紡:綿と化学繊維を混ぜることで、乾きやすさや丈夫さ、伸縮性などの機能をプラスすることができます。
フリース:軽くて暖かい素材です。寒い季節におすすめですが汗を吸いづらいので、お部屋の温めすぎには注意です。
3. デザインと機能性
見た目のかわいさも大切ですが、就寝中に着るものなので、機能性も重視しましょう。
ファスナーやスナップの位置:おむつ替えがしやすいよう、足元にファスナーやスナップがあるタイプが便利です。
袖の有無:季節や室温に応じて、袖ありタイプと袖なしタイプを選べます。動きやすい袖なしの方がおすすめです。
首元の形状:赤ちゃんの首を圧迫しないよう、ゆとりのあるデザインを選びましょう。
4. 安全性
赤ちゃんの安全は何より大切です。以下の点をチェックしましょう。
- 縫製がしっかりしているか
- 小さなパーツ(ボタンなど)が付いていないか
- 素材に有害な物質が使われていないか(オーガニックコットンなどが安心です)
スリーパーは毎晩使うものなので、2~3枚用意すると便利ですが、使い勝手が気になる場合は1枚だけ購入して、まずは試してみるのもおすすめです。
使い勝手に関しては、先輩ママ・パパのレビューや口コミも参考になりますよ。
キッズでデザイン賞も受賞しました!BabyGooseのおすすめのスリーパー
BabyGooseがお作りしている「背中メッシュスリーパー」は、お腹はしっかり守りながら、汗がこもりやすい背中の汗はしっかり発散して、快適なおねんねをサポートします。
その機能性を評価いただき、キッズデザイン賞も受賞。累計60,000名以上の赤ちゃんのもとへお届けしてきました。
スリーパーを使ってみたい!と思った方は、よかったらチェックしてみてくださいね。
ふんわり軽いフリースで着心地もよく、お腹はあったか。
そして背中のメッシュが、こもりやすい寝汗をしっかり発散してくれます。
よほど寒い地域にお住まいでない場合は、真冬も長袖ロンパースにこれを着せるだけで、お布団のかわりに赤ちゃんをしっかり守ってくれますよ。
ふんわり軽いフリースの、冬用あったかスリーパー
価格:5,940円
商品ページを見る>冬場だけではなく、一年中使えるスリーパーがいいな、という方は、こちらのタオル地スリーパーがおすすめです。
丈夫な「マイヤータオル」というタオルでお作りしているので、お洗濯してもへたりにくいのが特徴。
就寝中も暖房を使って室温を25度前後に保っているという方は、冬場でもこのくらいのスリーパーがちょうどよいかもしれません。
タオル地スリーパー
価格:5,940円
商品ページを見る>思った以上に気を付けないといけないのが、夏場の寝冷えです。
近年の暑さで、夜中もエアコンを使用している方が多くなっていますが、エアコンの風で冷え過ぎ、ということもよく起こります。
ふんわり軽いダブルガーゼの夏用スリーパーは、そんな夏場の冷え対策にぴったりです。
ガーゼ地スリーパー
価格:5,500円
商品ページを見る>まとめ
スリーパーは、赤ちゃんの安全で快適な睡眠をサポートする便利なアイテムです。寝冷え防止やSIDS予防など、多くのメリットがありますが、その必要性は個々の状況によって異なります。
「うちの子にはスリーパーが合っているかも」と感じたママ・パパは、ぜひ試してみてください。
一方で、「うちの子には必要ないかな」と思った方は、無理に使う必要はありません。
大切なのは、赤ちゃんの個性やご家庭の環境に合った選択をすることです。
育児に正解はありません。でも、赤ちゃんのことを一番に考えるママ・パパの愛情は、きっと赤ちゃんに伝わっているはず。
悩んだときは、周りの人に相談したり、専門家のアドバイスを聞いたりしてみてくださいね。
赤ちゃんの健やかな成長と、ママ・パパの笑顔がたくさん増えますように。皆さんの育児生活を心から応援しています!