フリーススリーパーはよくない？専門店が教える、賢い選び方と使い方

寒い季節のためのスリーパーにはいろんな種類がありますが、そのひとつが「フリース」素材のスリーパー。
暖かくて軽いため重宝する一方で、「汗をかきやすい」「静電気が気になる」など、「あまりよくないのでは？」という声も。

今回は、40年以上にわたって赤ちゃんの快適な眠りをサポートしてきた専門店の視点から、フリーススリーパーの正しい選び方と使い方についてご紹介します。

フリーススリーパーの3つのメリット

フリーススリーパーが多くのご家族に選ばれている理由は、その優れた機能性にあります。
特に以下の4つの特徴が、寒い季節の寝具として重宝される理由となっています。

まず第一に、優れた保温性です。
フリース素材は繊維の中に空気を含む構造になっているため、薄くて軽い生地でもしっかりと暖かさを保つことができます。

次に、軽量で動きやすい点が挙げられます。
掛け布団と比べると格段に軽いため、赤ちゃんの寝返りを妨げません。
夜中に起きた時も動きやすく、快適に過ごせます。

最後に、お手入れのしやすさです。
フリース素材は洗濯機で洗えて乾きも早く、毎日使う寝具として管理がしやすいのが特徴です。

知っておきたい注意点と対策

上で書いたようにフリーススリーパーには実用的なメリットがたくさん一方で、気を付けるべき点もあります。
ここでは主な注意点と、その対策についてご説明します。

最も注意が必要なのは、汗の処理です。
フリースは化学繊維でできているため、汗を吸収する力が弱く、そのまま放置すると寝冷えの原因になることがあります。

また、静電気の発生も気になるポイントです。
特に冬場の乾燥時期は静電気が起きやすく、敏感肌の赤ちゃんにとっては刺激になることも。
これは、綿素材と組み合わせて使うことで軽減できます。

さらに見落としがちなのが、お肌への影響です。
フリースは化学繊維であるため、お肌の敏感な赤ちゃんには「使って大丈夫かな？」と気にする方も。
スリーパーは肌着やパジャマの上から着るものなので心配しすぎることはありませんが、お肌にトラブルを抱えている場合などは注意が必要です。

失敗しない！フリーススリーパーの選び方

フリーススリーパーを選ぶ際は、以下のポイントに注目することをおすすめします。

背中の素材：汗がこもりやすい背中部分は、メッシュ素材など工夫がされたものを選びましょう。
汗の発散を促し、寝冷え防止に効果的です。

サイズ感：首元や袖ぐりにゆとりがあるものを選びましょう。
きつすぎると空気の循環が悪くなり、汗をかきやすくなります。

安全性：生後半年頃までの場合は特に、股下にボタンが付いているタイプや、サイドにボタンがあるタイプを選ぶと着脱が楽で安全です。

快適に使うための3つのポイント

フリーススリーパーを快適に使用するためには、以下の3点に気を付けることが大切です。

1. 室温管理を徹底する
冬場の適切な室温は20℃～23℃くらい。暖房の設定温度が高すぎないよう注意しましょう。

2. 適切な肌着選び
フリースの下にはなるべく綿素材の肌着を着せましょう。汗を吸収し、静電気による刺激も軽減できます。

3. こまめな着替え
汗をかいたら速やかに着替えさせることが、快適な睡眠と健康管理のポイントです。

背中メッシュで寝汗対策！BabyGooseのフリーススリーパー

BabyGooseがお作りしている「背中メッシュスリーパー」は、お腹はしっかり守りながら、汗がこもりやすい背中の汗はしっかり発散して、快適なおねんねをサポートします。

その機能性を評価いただき、キッズデザイン賞も受賞。累計60,000名以上の赤ちゃんのもとへお届けしてきました。

この記事でも少しお伝えしたように、フリースのメリットを最大限に活かすためのたくさんの工夫をこらしてお作りしています。
府浮揚のスリーパーの購入を検討中という方は、よかったらご覧になってみてください。