赤ちゃんの寝室の結露・カビ対策完全ガイド
はじめに:赤ちゃんと結露・カビの関係
「赤ちゃんの寝室は乾燥しないようにっていうけど、加湿器を使うと今度は窓に結露が...」
赤ちゃんのいるご家庭で、こんなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。
寒い冬がやってくると、窓の結露とカビの問題って、特に気になりますよね。
赤ちゃんは私たち大人に比べて呼吸器が未発達なため、カビなどの影響を受けやすいんです。
だからこそ、結露やカビ対策はとても大切。
この記事では、赤ちゃんと快適に過ごすために、結露を防ぎながら適切な湿度を保つ方法をご紹介していきます。
すぐに始められる対策から、根本的な解決策まで、具体的な方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
結露が起きる仕組みを理解しよう
まずは結露がなぜ起きるのか、簡単に説明させていただきますね。
結露は、お部屋の暖かい空気が冷たい窓ガラスに触れることで起こります。
特に以下のような時に室内の湿度と温度が上がりやすくなり、結露が出やすくなります。
湿度が上がりやすい生活シーン
・お料理中の煮炊き
・お風呂上がりの湯気
・お洗濯物の室内干し
・ガスファンヒーターなどの使用時
快適な温度と湿度を保つコツ
赤ちゃんが心地よく過ごせる環境づくりのために、温度と湿度の管理はとても重要です。
- お部屋の温度:18~23度くらいが理想的です
- 湿度:40~60%(できれば50%以上)を目指してください
暖房器具によって湿度が変わる!
暖房器具によって湿度が変わるということをご存知でしたか?(私は調べるまで知りませんでした・・)
ちょっと難しい話になるのですが、空気は温度が高いほどたくさんの水分を含むことができるので、室内の水分量(水蒸気量)が同じであっても、気温が上がると湿度はさがります。
エアコンやオイルヒーターは乾燥する、というイメージがありますが、これは室内の水蒸気量を変化させないので、温まることで湿度が下がっていくからなんです。
一方、使用することで部屋の湿度が上がるのが、石油ストーブやガスファンヒーター。
これらはオイルやガスを燃焼させて温めるのですが、燃焼時に同時に水蒸気が発生するため、湿度が上がるんです!
どうしてこんなに湿度が上がっちゃうの?という時は、暖房器具を見直してみるのもひとつの方法ですよ。
結露を防ぐための具体的な方法
湿度の仕組みを色々知った上で、結露対策を考えましょう!
結露が多く出てしまう原因は主に、「湿度が高すぎる」「窓ガラスとその周辺の空気の温度差が大きい」ことが原因です。
まずは簡単にできる取り組みから、ご紹介いたします。
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換気をしっかりと
日中はこまめに、数分間窓を開けて空気を入れ替えてあげましょう。
特にお料理やお風呂の後は湿度が上がりやすいので、換気するといいですよ。 -
空気を動かす
サーキュレーターで優しく空気を循環させると、窓ガラスとその周辺も温まって結露が出にくくなります。
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断熱対策を工夫
窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを使ったりするのも効果的です。
「結露防止用シート」なども、ネットやホームセンターで購入することができます。 -
除湿をこまめに
特に石油ストーブやガスファンヒーターなどの燃焼系の暖房器具を使用している場合は、除湿剤を併用するという方もあります。
お家の性能を上げて根本的に解決!
ここまでいくつかの対策をご紹介してきたいのですが、実はもっと根本的な解決方法があります。
それは、「窓のサッシを断熱性能が高いものに変える」という方法です。
そもそもの結露の原因は、お部屋の中の暖かく湿った空気が冷たい窓ガラスに触れることなので、窓ガラスが冷たくならない、断熱性の高いものにするのが、一番効果的なんですよね。
ただサッシの交換は場合によっては数十万相当の費用が掛かりますし、共同住宅や賃貸などでは、そもそも勝手に交換ができない場合も多いので、その点は注意が必要です。
窓のサッシを替えるメリット
・お部屋の断熱性能が大きく良くなります
・結露の発生を大幅に抑えられます
・冷暖房費の節約にもつながります
・赤ちゃんの睡眠を妨げる外の音も軽減できます
カビを防ぐためのポイント
結露が多いと、気になるのがカビの問題。
カビを撃退するいろんな方法がありますが、厄介者のこいつは、生えてから消そうとすると本当に大変です。
カビとの戦いは、予防が第一ということは、覚えておいてほしいですし、もし発生してしまったらこれ以上増えないよう対策をしましょう。
特に注意したい場所
・窓枠のまわり
・カーテンの上の部分
・クローゼットの中
・壁と家具の間の空間
これらの場所はカビが発生しやすいので、気を付けてこまめにお掃除をしてあげましょう。
毎日できるお手入れと注意点
湿度やカビから赤ちゃんの健康を守るために、日々の生活の中でできることをまとめてみました。
- 温度計と湿度計を置いて、こまめにチェック
- お布団は晴れた日には干して日光消毒
- 洗濯物は可能な限り寝室ではなく浴室で干す
- カーテンもこまめにチェックして、湿っているなら洗濯を
- 加湿器を使う時は、湿度計を見て適度な湿度を保つ
結露対策は、毎日のちょっとした心がけと、できるところから少しずつ改善していくことが大切です。
結露がどうにもひどい場合は、窓のサッシを替えるなどの大きな対策も、余裕のあるときに検討してみてくださいね。
赤ちゃんとご家族みんなが快適に過ごせる空間づくりを、一緒に目指していきましょう!
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