スタイとは？使うなら知っておきたい基礎知識【使い方・選び方・注意点】シーン別おすすめスタイ10選

赤ちゃんとママにとって、とても大切な役割を果たすスタイですが、あなたは、そんなスタイの使い方と選び方、そして使う上での注意点をご存知でしょうか？

ということでこんにちは！
出産祝い専門店でベビー服の販売を担当している千葉です。

ベビーグースは、白金台で30年以上続く歴史のある出産祝い専門店で、私は11年前からそこで働いています。

この記事では、

また、

使うなら知っておきたいスタイの基礎知識

基本のキホン。スタイとは？呼び方の違い

スタイ＝よだれかけ

冒頭でも述べたとおり、スタイとは、よだれかけの別名です。
もとは、ベビービョルン社のよだれかけを日本で販売する際に付けられた商品名でした。この商品がよく売れ、名前が一般に普及したことで、現在では、他社のよだれかけもスタイと呼ぶようになっています。
同じように、商品名で何を指しているのか伝わるものの代表例として「バンドエイド（絆創膏の商品名）」や「ホッチキス（ステープラーの商品名）」などがあります。

スタイってなんのために使うもの？

スタイの主な役割は、よだれや食べこぼしで服が汚れないようにすることです。
手軽に清潔さを保てるという点で、スタイはママにとって頼れる存在ですよね。
また、最近はいろいろなデザインのスタイがあり、おしゃれの一部としての役割もあると言えます。

スタイは、いつからいつまで使うもの？

ここからは、スタイを使う期間と月齢ごとのスタイのサイズについて、それぞれの目安をお伝えしようと思います。

まずは、スタイを使う期間についてです。

さて、スタイを使う期間についてわかったところで、月齢ごとのスタイのサイズについても確認しておきましょう！

スタイには、どんな種類のものがある？

よくみるスタイの生地

スタイの素材としては、コットンが一般的です。
コットン素材の生地としては、

コットン素材（タオル地）

コットン素材・ガーゼ地

引用元

メリット

通気性がよく、乾きやすい。
やわらかく、赤ちゃんの肌への刺激も少ない。
薄いので首周りのサイズがある子にもつけやすい。

デメリット

タオル地に比べ薄手なので、よだれが多いとキャッチしきれないことも。
こまめに取り替える必要がある。

コットン素材・ワッフル地

引用元

メリット

表面の大きな凹凸で水分を吸収する。
生地が伸びるので、よだれをちょこっと拭きしやすい。
汚れが落としやすい。

デメリット

吸水性がタオル地やガーゼ地には劣るので、よだれが多いとキャッチしきれないことがある。
こまめに取り替える必要がある。

ビニール

引用元

メリット

折りたためるのでもち運びやすく、外出時のお食事用スタイとして大活躍。

デメリット

ペラペラとしているので、ポケットがうまく開かず食べこぼしをうまくキャッチできない商品もある。また、肌に優しい素材ではないので、普段使い用のスタイには不向き。

シリコン

引用元

メリット

食器と一緒に水洗いできるので、食事のときに大活躍する。
早く乾き、カビが出にくい。

デメリット

デザインによってはかさばりやすい。
撥水なので、スタイ表面がびしょびしょになることも。

よくみるスタイの留め具

続いて、スタイを使い始めると気になってくる、留め具についてお伝えします。

一般的に、スタイの留め具としてよく使われているのは、

スナップボタン

引用元

メリット

パチパチ留めやすい。

デメリット

金属の場合は赤ちゃんの肌に合わないことも。

マジックテープ

引用元

メリット

装着しやすい。
ちょっとしたサイズ調整がしやすい。

デメリット

ずれると肌に刺激が強い。
ゴミが付くと接着が弱くなる。

リボン

引用元

メリット

調節が効く。プラスチックや金具を使わず、肌を傷つけにくい。

デメリット

赤ちゃんが動いているときに留めづらい。
一度結ぶと結び直しが面倒。

ボタン

引用元

メリット

首にあたりにくい。

デメリット

マジックテープやスナップボタンよりは留めづらい。
金属は赤ちゃんの肌に合わないことも。

おすすめスタイ10選

これまでお伝えしてきた内容に合わせて、これぞ！という商品を厳選しましたので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

シーンごとに、スタイを選ぶときのチェックポイントについてもまとめましたので、良ければあわせてご覧ください。

普段使い用

赤ちゃんが一番長くスタイを使うのは、やっぱりおうちにいるときです。
長時間つけているものだから、なるべく肌にやさしい素材重視で選びましょう。

普段使い用スタイを選ぶときのチェックポイント

バンダナビブ/Mum2Mum(マムトゥーマム)

吸水力バツグンのバンダナ型スタイ。
裏地はナイロンなのでよだれが染みにくく、服を汚しにくいです。
マムトゥーマムはニュージーランド発のベビー用品ブランドで、世界中のベビー用品に関わる賞を受賞しています！

オーガニックベビーワンタッチ スタイ/wataboushi(ワタボウシ)

オーガニックコットンを100%使用した国産のスタイ。
表は肌触りのいいガーゼ地、裏は吸水性抜群のパイル地で仕立てられています。
通気性がいいデザインなので早く乾き、よだれかぶれ対策にもなりますよ。

ふわさらプチスタイ/BabyGoose(ベビーグース)

表地はむねん糸のふわふわタオル、裏地はさらさらガーゼで作られた、コットン100%のスタイ。
”繊細な赤ちゃんのお肌に優しい”ことを第一に考えた、新生児から使いやすいスタイです。
留め具は2段階のスナップボタンで、サイズ調節してお使いいただけます！

オーガニックコットンスタイ5枚セット/green sprouts(グリーンスプラウト)

肌触りが優しいオーガニックモスリンコットン100%のスタイ、5枚セット。
使えば使うほど柔らかく、お肌に馴染むようになります！
よだれが多い子や保育園でたくさん使う場合におすすめのセット商品です。

お食事用

食事のときは、よだれだけではなく、赤ちゃんの食べこぼしも気になりますよね。
食事で使うスタイは、しっかり防水できて、できれば食べこぼしをキャッチできるデザインのものがおすすめです。

お食事用スタイを選ぶときのチェックポイント

ソフトスタイ/BabyBjorn(ベビービョルン)

ポケットがついていて、食べこぼしもしっかりキャッチしてくれるスタイ。
水洗いOKで食器洗浄機にも入れることができるので、食事後のお手入れも簡単。
首周りは19～30cmまでサイズ調整ができるので、長く使えますよ！

防水お食事エプロン/iplay inc(アイプレイ)

大きなポケットで食べこぼしもしっかりキャッチできるスタイ。
アイプレイは子供用スイムウェアで人気のブランドで、日本のユニークで高品質なベビー用品をアイディアソースにアメリカで誕生しました。
持ち運びしやすくカビにくいので、幼稚園や保育園で使うスタイとしてもおすすめです。

お出かけ・おしゃれ用

よだれが多い時期には、外出するときにもスタイが大活躍します。
お出かけ着にも合うような、デザインで選ぶ人も多いようですよ

お出かけ用スタイを選ぶときのチェックポイント

まあるいよだれかけ dolce/MARLMARL(マールマール)

インスタグラマーを中心に、おしゃれ好きのママたちから支持を受ける代官山発ベビー服ブランドMARLMARL。
こちらはMARLMARLの火付け役「まあるいよだれかけ」シリーズです。
レースやリボンをあしらい、まるでつけ襟のように仕上がった上品なスタイです。

スタイ　くま/marietetie(マリーテティー)

とぼけた表情のくまちゃんが、まるまるスタイに！
くまのお顔部分はふわふわのパイル地でできていて、吸水力も安心。
表地と裏地の間にもう一枚生地を挟んでいるので、服によだれがつきにくく、型崩れもしにくいですよ。

ギフト用

スタイを出産祝いやちょっとしたプレゼントとして贈りたい人も多いのではないでしょうか。
多くの家庭で使われていて、つければ「赤ちゃんらしさ」があるスタイは、プレゼントにもぴったり！
素材やデザインはもちろん、ラッピングにもこだわると喜ばれますよ♪

ギフト用スタイを選ぶときのチェックポイント

Pierrot Dry Bib/Elodie Details(エロディディティール)

スウェーデン王室御用達ブランドのスタイ。
たっぷりとしたドレープで、赤ちゃんの首元をかわいらしく演出してくれます。
防水加工がしてあるので、外出先でも汚れにくく安心ですよ。

Naming天使のスタイスーツ/BabyGoose(ベビーグース)

東京・白金台のベビー服専門店「ベビーグース」の人気アイテム。
後ろに小さな天使の羽がついた、赤ちゃんらしいデザインのスタイです。
前垂れには2色の糸で赤ちゃんのお名前が刺繍されるので、特別感があってプレゼントとしてもおすすめです。

まとめ

スタイって、本当に種類がたくさんありますよね。
いいスタイに出会うために、サイズ・素材・留め具を確認して、シーンもふまえて選んでみてください。

皆さんが安心して使えるスタイを選べますように！
出産祝い専門店「ベビーグース」の販売スタッフ千葉でした。