赤ちゃんがお家にやってくると、すぐに始まるお風呂の時間。
小さくて可愛くて大事な赤ちゃん。
手が滑ってしまったりしないだろうかと、初めてのお風呂は特に緊張しますよね。
今回はそんな赤ちゃんとのお風呂について、準備するものであったりお風呂に入れる時の手順、やり方などをご紹介したいと思います。
初めての赤ちゃんとのお風呂、また久しぶりの赤ちゃんとのお風呂で、どうすればいいんだっけ?とお悩み中の方はご覧になってみてください。
「また今まさに毎日赤ちゃんとのお風呂に入っているけど、どうもうまくいかない!難しい!」と感じている方も、見逃してしまっているポイントがないかなど、役に立つ部分があるかもしれませんので、よかったらご覧ください。
赤ちゃんのお風呂に準備するもの
ベビーバス
まずはやっぱりベビーバス。
大きめのたらいのようなものでも対応することはできなくはないですが、ベビーバスはサイズ感や深さがしっかり考えられていて、使いやすく作られています。
また専用のベビーバスだったら、万が一手が滑った時に赤ちゃんがお湯の中に滑り落ちてしまわないよう工夫がされているものなども多くあるので、安心です。
必ずしも必要というわけではありませんが、お湯の温度を測るための湯温計もあると便利です。
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わが家ではベビーバスを数か月しか使わなかったので、空気を入れてふくらませるこのタイプは、使用しなくなって後に場所を取らず便利でした。
リッチェル
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石鹸・シャンプー
石鹸屋シャンプーは赤ちゃん専用のものを用意しましょう。
大人用のものですと洗浄成分の刺激が強すぎて目や口に入ってしまった時に、赤ちゃんが痛かって泣いてしまうこともあります。
赤ちゃんはママとパパの手で洗ってあげることが多いので、初めから泡で出てくるタイプのボディーソープは簡単に使えておすすめです。
手桶
シャワーの強さが調整できるならそれほど問題はないのですが、手桶も用意しておくと便利です。
赤ちゃんは皮膚への刺激にとっても敏感なので、シャワーに驚いて泣いてしまうこともあります。
手桶であればママとパパが調整をしながら優しく泡を洗い流してあげることができるのでそういった心配もありません。
上のこと赤ちゃんと一緒にお風呂に入った時に上の子の大きな笑い声が反響して、赤ちゃんがびっくりして泣いてしまったこともありました。
入浴中に使うガーゼ
赤ちゃんが動いたり泣いたりしてしまってどうにも大変だという方はガーゼを使うのを試してみるのもおすすめです。
特に申請時期は全身をお湯につけずにお腹がお湯の上に出てしまっている状態で沐浴をさせるということもあるんじゃないかなと思います。
シャワーの例もそうですが、赤ちゃんは皮膚感覚にとても敏感なので、一度お湯で濡れたお腹が冷えて泣いてしまうこともあります。
そんな時にガーゼは便利。お湯で濡らしてお腹の上にかけておいてあげることで、お腹が急に冷えて赤ちゃんがびっくりするのを防いでくれる効果があります。
バスタオル・バスローブ
私の両親が実はそうなのですが、大きなバスタオルを普段使わないという方も案外いらっしゃるんじゃないでしょうか。
赤ちゃんのお風呂に関して言えば、バスタオルは用意しておくことをおすすめします。
赤ちゃんの体はとっても小さいので大人よりも湯冷めしやすいです。
だからお風呂上がりのタオルは、水分を拭き取るだけではなくお洋服を着るまでの間、さっとくるんで保温してあげるのも大事な役目。
おくるみと兼用で使える正方形の大判のバスタオルや、赤ちゃん用のフード付きタオルバスローブなどが便利です。
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ワンオペお風呂にも便利!お風呂上りにさっと着せられるバスローブ
BabyGoose(ベビーグース)
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バウンサーもあると便利!
ママかパパどちらかが1人でお風呂に入れる通称ワンオペお風呂が多いという場合はバウンサーもおすすめです。
お風呂に入る前にバウンサーの上にバスタオルを置いてセット。
お風呂上がりにバウンサーの上でさっと赤ちゃんの体を拭いてくるんであげる。
そうすることで、自分の体を拭く時間が作れます。
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軽くて片手で持ち運べる!お風呂上りやお風呂の前に赤ちゃんをちょっと待たせるのにとっても便利なバウンサー。普段のちょっとした家事の時間にも便利です。
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赤ちゃんをお風呂に入れる手順
入浴前の準備
では準備するものをおさらいしたところで、実際にお風呂に入れる際の手順を確認していきましょう。
赤ちゃんのお風呂、まずは入浴前の準備から。
赤ちゃんの体調をチェック
お風呂に入れる前には赤ちゃんが熱を出していないか、またお湯に入った時に痛がるような傷がないかなどはチェックしましょう。
熱があったり傷があったりする場合はお風呂は避けて清拭(せいしき/ぬらしたガーゼなどで拭いてあげること)に留めておきます。
次に脱衣所やお風呂のドアを開けて室温がなるべく一定になるようにしましょう。
脱衣所だけあまりにも寒いというような状態だとフロア上がった後に赤ちゃんが湯冷めしてしまいます。
ベビーバスのお湯はぬる目に
そしてベビーバスの準備。
赤ちゃんを入れるお湯の温度は大人よりもちょっと低めに。
夏場であれば38度ぐらい冬場であれば40度ぐらいが適切とされています。
あわてていると忘れがちなのですが、お風呂に入る前に、バスタオルたお風呂から上がった後の着替えも準備。
風呂上がりに濡れた体でタオルや着替えを求めてあちこち歩き回るのは大変です。
入浴中
入浴時は赤ちゃんを落としてしまったり、目や口や耳にお湯が入らないように気をつけましょう。
首のうしろをしっかり支える
片手で首の後ろを支え、親指と薬指か小指で、耳に水が入らないように耳を立てます。
そしてもう片方の手でおしりと背中を支えて、ゆっくりとベビーバスへ。
赤ちゃんが大きくなってきてベビーバスを使わなくなったら、同じように頭の後ろは片手で支え、大人が膝を立ててその上に赤ちゃんを乗せると、姿勢が安定します。
泡と手で優しく丁寧に洗う
赤ちゃんの皮膚はとても敏感なので、洗う時は泡立てた石鹸やボディーソープを手に取って、そのまま手で洗いましょう。
脇の下や首は汚れがたまりやすい場所です。しっかりチェックしてあげてください。
また新生児期に見落としがちなのが、手の汚れ。
生まれたばかりの赤ちゃんって手をぎゅっと握ってなかなか開いてくれなかったりしますよね。
その手の中や指の間に汚れがたまってしまうこともあるので、指をしっかり開かせて洗いましょう。
湯舟から出すときは注意
赤ちゃんを湯船から出す時も、手が滑ってしまわないよう注意が必要です。
大人2人で連携できる場合は、お風呂の外にいるもう一人の大人にバトンタッチ。
一人でお風呂に入れる場合は、赤ちゃんをタオルでくるんでバウンサーなどに寝かせてから、大人はさっと後始末をしましょう。
入浴後
入浴後は、バスタオルはバスローブでしっかり赤ちゃんの体を拭いてあげましょう。
赤ちゃんのお肌は繊細なので、ゴシゴシこするのではなく上から抑えてタオルで吸い取ってあげるといいですよ。
つるつるぷるぷるのイメージがありますが、赤ちゃんのお肌って思った以上に乾燥しやすいもの。
お風呂上がりはしっかり保湿クリームなどをつけて、お肌を保湿してあげましょう。
おねんねまでのルーティンを意識して
保湿が終わったら、パジャマにお着替え。
赤ちゃんの体は大人よりも冷えやすいので、特に寒い季節は肌着のまま長時間いさせると風邪をひく原因に。
「おねんねしようね」と声をかけながらパジャマに着替えることをルーティンにすることで、おねんねの習慣づけにも役立ちますよ。
注意点
赤ちゃんとのお風呂はスピードが命!
記事の中でも何度か言及しているように、体の小さい赤ちゃんは大人よりも湯冷めしやすいです。
特にお風呂上りはさっとスピーディーに行動することを心掛けるとよいですね。
「お風呂はママ!パパ!」と決めるのもいいですが、そうやって急いでお風呂に入る日が続くと、「たまにはゆっくり入りたいよ・・」と思うことも。
お風呂の担当も交代したり、また赤ちゃんをお風呂からあげた後にゆっくり入ってもらうなど、協力する体制を作れると、家族みんながハッピーになれるかもしれません。
腰や背中を痛めないよう、安定した姿勢を心がけて
また、赤ちゃんをお風呂に入れる時は、安定した姿勢を心がけてください。
万が一手が滑っては危ないですし、腕を伸ばして中腰で赤ちゃんを抱えるような姿勢は、腰や背中に大きな負担がかかります。
赤ちゃんができてギックリ腰になった!という方もたくさんいらっしゃいます。
腰を痛めた中での育児はとっても大変なので、気を付けてくださいね。
おわりに
赤ちゃんとのお風呂はバタバタと大変ですが、赤ちゃんとスキンシップをとれるとっても大切な時間でもあります。
お風呂の中でたくさん話しかけたりふざけたりして赤ちゃんが笑ってくれると、とっても幸せな気持ちになります。
しっかり道具も準備して、赤ちゃんが快適に過ごせるポイントに気を付けて過ごせば、お風呂タイムはきっと幸せな時間になるはず。
こちらの記事が、赤ちゃんとのお風呂タイムを今より少しでも楽しいものにする手助けができたら、幸いです。
私も一人目の子育ての時は、妻と二人でワーワー言いながらお風呂に入れたことをよく覚えています。