兄弟姉妹の方がベビーを授かったみなさま、おめでとうございます!
兄弟姉妹への出産祝いは、これからずうっと長いつきあいになる甥っ子・姪っ子に贈る初めてのプレゼント。
せっかくなら、本当に喜んでもらえて記念になるようなものを選びたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
ただ、実際に出産祝いについて考え始めると、兄弟姉妹へ贈るからこそ迷ってしまうことが意外にもたくさんあるんです。
たとえば、お祝い金を包むべきかプレゼントを用意するべきか、親族とまとめて贈る時に気をつけることはあるのか、そもそも兄弟姉妹という立場ではどんなものを用意するのが一般的か、義兄弟・義姉妹は何か希望があるだろうか・・・などなど。
ということで今回は、兄弟姉妹への出産祝いを選ぶ時にぜひ知っておきたい「要点」をわかりやすくまとめて解説します!
兄弟姉妹への出産祝いは現金でもプレゼントでもOK!
「出産祝いに現金って贈っていいの?」と戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、お友達やご同僚など、身内でない方でかつ年上の方に現金をお包みするのは失礼にあたるのでNGとなります。
一方、兄弟姉妹はみなさんと近しい間柄のお身内ですから、出産祝いとして現金もプレゼントも贈ってOKというわけです!
何かと出費がかさむので、現金はとても喜ばれる
ベビーを授かると、どうしても出費がかさむもの。
そのため、必要なものを買うことに使える現金は正直とっても助かる出産祝いです。
お友達や同僚の方はやっぱり失礼でないかなど気にされるので、プレゼントを贈ってくれることがほとんど。
気兼ねなく現金を包んであげられるのは、身内だからこそなんですね。
ただし、多すぎる金額を包むと特に兄弟姉妹の配偶者(義兄弟・義姉妹)が恐縮してしまう可能性があるので、その点は気をつけましょう。
プレゼントなら、ほしい物のリクエストを貰うのが◎
現金はちょっと、と感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
もし、出産祝いにプレゼントをお考えなら、ほしい物のリクエストを貰っちゃうのがおすすめです!
「予算いくらくらいで、ほしい物を教えて」とざっくばらんに訊けるのも、兄弟姉妹だからこそ。
予算内で収まるものを希望される場合が多いので、予算の上限はちょっと多めで訊いてみるのもポイントです。
出産後はどんどんものが増えていくので、実用性の高いアイテムを必要最低限で揃えたいというのがママ・パパの本音という場合も多いもの。
コミュニケーションを取って、本当に喜ばれるギフトを贈りましょう。
現金だけだと味気ないときは、ギフトとセットに!
「現金はやっぱり便利だから出産祝いとして包みたいけど、それだけだとなんだかちょっと味気ないな・・・。」
確かにそのとおりだと思います。
そんなときには、ちょっとしたプチギフトとセットにするのもおすすめです。
あまり金額を掛けずに、ママ用のケアグッズやちょっとしたスイーツ、ガラガラやスタイなどの2,000円以下くらいで用意できるベビー用品など。
お包みするお祝い金をメインに、ちょっと嬉しくなるようなギフトを選んであげると喜ばれますよ。
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オーガニックコットン スタイ
2,530円(税込)
ハルウララ人気のオリジナル柄「アンダー・ザ・シー」のスタイ。プチギフトもにもおすすめ。
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くまさんあったかネックウォーマー
1,650円(税込)
コンパクトに収まるネックウォーマーだから、引っかかりの心配なし!2段階ボタンで気温に合わせて調節もできるくまさんがチャーミングな肌寒い季節のお供。
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オーガニックコットン くまのラトル
1,650円(税込)
柔らかな鈴の音色が優しいくまさんラトル。プチギフトにおすすめ
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ひつじガラガラボール
3,080円(税込)
直径15cmのひつじさんボール。手足を引っ込めることもできます。
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「はらぺこあおむし」ボードブック版
990円(税込)
プレゼントに名作を。小ささと頑丈さが扱いやすいボードブック版。
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くまさんのくしゅくしゅニーハイトレンカ
2,200円(税込)
くまさんのワンポイントがかわいい!お出かけで日差しにさらされやすいベビーのあんよをカバーするニーハイトレンカ。
兄弟姉妹への出産祝い、相場はざっくり5,000円~3万円
兄弟姉妹から贈る出産祝いは、関係によって相場が変わるのでちょっと複雑。
それぞれ見ていきましょう。
- 兄・姉へ贈るときは5,000円~10,000円
お兄さん、お姉さんに出産祝いを贈る場合5,000円~10,000円くらいが相場です。
この相場のなかで、未婚であれば少なめの金額を、既婚であれば多めの金額を包みます。
ただし、30代以上で余裕がある場合は20,000円程度を包む場合も。
また、学生などでまだ余裕がないという場合には無理をしないでOK。
プチギフトにお手紙を添えるなど、工夫しておめでとうを伝えてみてはいかがでしょうか。 - 弟・妹へ贈るときは20,000円~30,000円
弟さん、妹さんに出産祝いを贈る場合、相場は20,000円~30,000円。
未婚であれば2万円ちょっと、既婚であれば3万円くらいまでと思っておいてもいいかもしれません。 - 既婚の場合は配偶者との連名で贈るのが一般的
既婚の場合に金額が多めになるのは、多くの場合配偶者の方との連名になるためです。
連名で相場の中でもちょっと高めの金額を出す、というイメージとなります。
40代以上で余裕がある場合には、もう少し高い金額を包む場合もあります。
ただし、そういった場合には他のご親族や義家族に配慮し、高額すぎるお祝いにならないようにするのがおすすめです。
可能であれば、ご親族と相談して金額を決めてはいかがでしょうか。
知っておきたい出産祝いのマナー
兄弟姉妹への出産祝いはお祝い金を包むことが多いので、一般の出産祝いとは気をつける視点も少し違います。
一般的な出産祝いのマナーと一緒に、サクッと確認しておきましょう!
- 出産祝いは産後2~3週間後に贈るのがベスト
出産祝いを贈るタイミングは、出産の直後を避け、1ヶ月以内を目安に贈るのが一般的です。
このタイミングにすることで、ママとベビーに負担をかけず、内祝い(出産祝いのお返し)の準備にも間に合います。
また、忘れがちなのですが、出産祝いを贈る際には必ず母子共に無事であることを確認しましょう。 - 「4」や「9」など縁起の悪い数字は避ける
「死」や「苦しみ」を連想させる4や9の数字は避けます。
特に、兄弟姉妹への出産祝いではお祝い金をお包みすることが多いですし、ご親族のお祝いと合わせてお包みする場合もありますよね。
その際に4万円や9万円となってしまった場合には、少し上乗せするかちょっとしたギフトとセットにして金額をずらすなどの工夫をするのがおすすめです。 - 割り切れることで縁起が悪いとされる偶数は、お札の枚数で避ければOK!
割り切れてしまう数字は「別れ」を連想させるためお祝いの席では避けるのが一般的。
ただ、出産祝いでは2万円を包んでも問題ないとされる場合が多いです。
もし2万円を包む場合には、1万円札1枚と5,000円札2枚に分け、紙幣が3枚で割り切れないようにお包みしましょう! - ベビーが双子ちゃんなら、出産祝いも2人分!
お祝い金を包む時は、ひとりにつき相場の金額を包むので、用意する金額は2倍になります。
もしプレゼントを用意するなら、双子ちゃんの間に差ができないように、同じアイテムを色違いで贈るのがおすすめです。 - 2人目・3人目のベビーなら、1人目のベビーと差が出ないように気をつける
2人目・3人目のベビーへ出産祝いを贈るときには、上の子と同じ予算で出産祝いを準備します。
兄弟の間に差をつけるのは失礼にあたるので気を付けましょう。
ちなみに、ママとパパがベビーにつきっきりになる出産直後は、上の子が寂しくなってしまうタイミングでもあります。
ベビーに沢山のお祝いが届く中で、自分だけ仲間はずれみたいで悲しくなってしまう場合も。
こっちまでなんだかしゅんとしちゃいますね。
下の子の出産祝いを贈るときには、上の子にもプチギフトを用意してあげるととっても喜ばれることと思います!
テーマは「縁の下の力持ち」
ベビーを迎えて、慣れない育児に追われながら怒涛の毎日を送っているママ・パパ。
サプライズや豪華なプレゼントも絶対嬉しいに違いないけれど、身内のみなさんに求めているのは気持ちの支えになるような本当の意味での手助けかもしれません。
兄弟姉妹だからこそ「縁の下の力持ち」をテーマに出産祝いを考えてみる。
第三のママ・パパになったくらいのつもりで、何をしてあげたらいちばん役にたてるかを最優先にして動いてみる。
そんな助っ人が周りにいたら、本当にとっても心強いことだろうと思います。
もし、兄弟姉妹への出産祝いにプレゼントをご自身で選ばれる場合には、ぜひ実用性を重視して選んでみてください。
実際におすすめのプレゼントを紹介している記事もありますので、参考にしていただければと思います。
出産祝いは「おめでとう」の気持ちを伝える絶好の機会。
想いがしっかりまっすぐ伝わるようなお祝いになりますように。
ここまで目を通していただき、ありがとうございました!